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漂流・漂着資料
※漂流記は、漂流した年代順、同一漂流の記録は書名順、叢書と資料集は書名順


漂流記

年代 概要 資料 現物所蔵先
寛永2(1625)年 讃岐国高松の船が紀伊沖で漂流、南方の島に漂着 異國漂着舩話 巻之2-[3](石井研堂漂流記コレクション) 越中島分館
寛永20(1644)年 越前国三国浦新保村の船が佐渡沖で漂流、無人島に漂着後、日本に向かうが再び漂流、ポシエット湾に漂着 異國漂着舩話 巻之1(石井研堂漂流記コレクション) 同上
寛文1(1661)年 伊勢松坂の船が遠州灘で漂流、エトロフ島付近の小島に漂着 異國漂着舩話 巻之4-[5](石井研堂漂流記コレクション) 同上
寛文8(1668)年11月 尾張国知多郡大野村の権田孫左衛門船が三河国の沖合で漂流し、12月にバタン島に漂着 尾張者異國漂流物語(石井研堂漂流記コレクション) 同上
元文3(1738)年 江戸堀江町の船が房州洲崎沖で漂流、鳥島に漂着 異國漂着舩話 巻之2-[3](石井研堂漂流記コレクション) 同上
寛保1(1741)年 薩摩国の船が沖縄諸島の久米島沖で漂流、清国漁山に漂着 異國漂着舩話 巻之7(石井研堂漂流記コレクション) 同上
寛延3(1750)年11月 陸奥国盛岡郡白浜村の神力丸が仙台沖で漂流した。寛延4(1751)年3月に清国福建省へ漂着 漂海記 同上
宝暦2(1752)年11月 奥州相馬の十三夜丸は航行中、磐城沖で漂流、宝暦3(1753)年1月、台湾海峡の小島に漂着 十三夜丸臺湾漂流記 : 完 (石井研堂漂流記コレクション) 同上
宝暦6(1756)年 陸奥国津軽郡石崎村の船が松前沖で漂流、朝鮮国江原道江陵に漂着 異國漂着舩話 巻之10(石井研堂漂流記コレクション) 同上
宝暦7(1757)年 志摩国布施田浦の若市丸が志摩国大王崎で漂流、台湾に漂着 異國漂着舩話 巻之8-[9](石井研堂漂流記コレクション)
異国漂流人帰国之記
同上
宝暦11(1761)年 陸奥国亘理郡荒浜の福吉丸が銚子沖で漂流、清国南通州沖で救助される 異國漂着舩話 巻之8-[9](石井研堂漂流記コレクション) 同上
明和1(1764)年 筑前志摩郡唐泊浦の伊勢丸が鹿島灘で漂流、明和2(1765)年ミンダナオ島に漂着 筑前船漂流記 同上
安永8(1779)年10月 大坂安倍川の住吉丸が伊豆国中木浦で漂流、11月清国福建省に漂着 中華漂流記 同上
安永9(1780)年5月2日 大風雨と高波の中、安房国朝夷郡千倉に清国船元順号が漂着 漂客紀事 / 兒j玉卿甫著 同上
天明2(1782)年12月 伊勢国白子村の神昌丸は駿河沖で暴風のため漂流、翌年7月アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着 神昌丸漂民記
漂流記 上 永壽丸、督乗丸、神昌丸
漂流記 下 神昌丸、幸太夫、磯吉
同上
寛政4(1793)年12月 陸奥国石巻の若宮丸が仙台沖で漂流、寛政5(1794)年5月、アリューシャン列島に漂着 異国漂流人帰国之記
魯西亞國舩渡來記 乾、坤
同上
寛政6(1794)年 奥州の大乗丸が安房沖で漂流、安南(ベトナム)に漂着 南瓢記 5巻 / 枝芳軒著(石井研堂漂流記コレクション) 同上
寛政7(1795)年10月28日 陸奥国土佐郡青森大町の久保屋儀兵衛船、徳永丸が函館沖で漂流、寛政8(1796)年1月23日、バタン諸島の一小島に漂着 羽州新屋敷村吉太郎漂流之聞書 同上
享和3(1803)年11月 奥州北郡牛滝村の慶祥丸が銚子沖で漂流、享和4(1804)年6月、千島列島のホロモシリ島に漂着 享和漂民記(石井研堂漂流記コレクション) 同上
文化3(1806)年 安芸国豊田郡木谷浦の稲若丸が伊豆下田沖で漂流、アメリカ船に救助される 異国漂流人帰国之記 同上
文化9(1812)年12月 薩摩藩主の手船永寿丸が紀州沖で漂流、千島列島のハラマコタン島に漂着 漂流記 上 永壽丸、督乗丸、神昌丸 同上
文化10(1813)年11月 督乗丸は遠州灘で漂流、カリフォルニア沖で救助される 漂流記 上 永壽丸、督乗丸、神昌丸 同上
文政9(1826)年9月 越前国丹生郡下海浦の寶力丸が長門国仙崎沖で漂流、揚子江河口の松江府に漂着 文政九戌年越前之者九人唐國南京省中漂流覚書(石井研堂漂流記コレクション) 同上
文政10(1827)年12月 奥州八戸の融勢丸が房州沖で漂流、ルソン島北部バボヤン島に漂着 異国漂流人帰国之記 同上
天保12(1841)年正月5日 中浜万次郎は西浜の伝藏ら4人と近海の漁に出て暴風のため太平洋を漂流、13日鳥島に漂着 大日本土佐國漁師漂流記(石井研堂漂流記コレクション)
大日本土佐國漁師漂流譚(石井研堂漂流記コレクション)
土州漂流人口書 : 完(石井研堂漂流記コレクション)
嘉永五年難舩人帰朝記事 : 全
漂巽記略 4巻 / 川田維鶴撰
天保12(1841)年10月 陸奥国の観音丸(観吉丸)が九十九里浜沖で漂流、フィリピン群島中のサマル島付近の小島に漂着 呂宋國漂流記 / 大槻清崇記
森下晋二氏寄贈本
積成會寄贈本
同上
天保12(1841)年11月 摂津国の中村屋伊兵衛船栄寿丸は犬吠岬で漂流、天保13(1842)年2月、イスパニア船のエンサヨー号 に救助される 海外異聞 5巻 (存3巻) / 靄湖漁叟撰并書(石井研堂漂流記コレクション) 同上
弘化1(1844)年12月21日 阿波国の幸寶丸が紀伊国比井岬沖で漂流、弘化2(1845)年1月12日、鳥島に漂着 乙巳漂客記聞 : 完 / 宇田川興齋著(石井研堂漂流記コレクション)
撫養天野屋舩南部舩外舩二被助聞書(石井研堂漂流記コレクション)
同上
嘉永3(1850)年1日9日 紀伊国日高郡の和泉屋庄右衛門船、天寿丸が伊豆沖で漂流、3月13日にアメリカ捕鯨船ヘンリー・ニーラン ド号に救助される 亜墨漂客談(外題: 紀州天寿丸亜墨漂客談)上、下
紀州太郎兵衛自筆漂流記. 乾(石井研堂漂流記コレクション)
紀州天壽丸露國漂流記(石井研堂漂流記コレクション)
豆州下田港江異國舩入津漂流人乗セ来始末荒増於異舩承リ書留写
漂民蠻話 : 完 / 翠羅堂禾恵誌(石井研堂漂流記コレクション)
北沙奇聞録
同上
嘉永3(1850)年9月 栄力丸が大王崎で漂流、12月にアメリカ船オークランド号に救助される 漂流記 2巻 / 播州彦藏[著](石井研堂漂流記コレクション) 同上
嘉永3(1850)年10月 長州廻船浮亀丸(ふきまる)は犬吠埼沖で漂流、同年11月に清国乍浦近辺の小島に漂着 雲州人漂流記 : 全(石井研堂漂流記コレクション)
嘉永舩便加羅物がたり(石井研堂漂流記コレクション)
舩便唐物語
同上



漂流記関係叢書

資料 概要 現物所蔵先
異国船漂流一件書抜 寛政4、文化3,4,6,8、天保13年、異国船漂着の書き抜き 越中島分館
異國漂着集(石井研堂漂流記コレクション) 「定西法師傳并琉球国之事、印度の内バタン国へ漂着人物語之事、蝦夷乱記、寛文十三年蝦夷国風書附、長崎濱田彌兵衛阿蘭陀人を生捕之事、シンモンス後家おはる文の事、廣東へ漂着覚書 人員郷貫すべて不記才、越前新保村韃靼へ漂着之事」を収録。 同上
異國漂着舩話(石井研堂漂流記コレクション)

一 巻之1
弐 巻之2-[3]
三 巻之4-[5]
四 巻之6-7
五 巻之8-[9]
六 巻之10
・巻之1
一 越前國新保村竹内藤右衞門舩、國田兵右衞門舩韃靼江漂流之事
  寛永20(1644)年越前国三国浦新保村の船が佐渡沖で漂流、無人島に漂着、船を修理し日本に向かうが再び大風にあい、ポシエット湾の一角に漂着

・巻之2-[3]
一 讃岐國高松之舩嶋國へ漂着之事
  寛永2(1625)年讃岐国高松の船が紀伊沖で漂流、南方の島に漂着
一 江戸堀江町宮本善八舩無人嶋へ漂着之事
  元文3(1738)年江戸堀江町の船が房州洲崎沖で漂流、てんま船にて鳥島に漂着

・巻之4-[5]
一 伊勢國松坂七郎兵衞異國江吹流され夫ヨリ蝦夷ヘ渡リシ事
  寛文1(1661)年伊勢松坂の船が遠州灘で漂流、翌年七月にエトロフ島付近の小島に漂着

・巻之6-7
一 薩摩國の舩琉球の回米を積難風ニ逢て異國へ漂着の事并琉球國中山王の委説
  寛保1(1741)年薩摩国の船が八重山から薩摩に航行中に沖縄諸島の久米島沖で漂流、清国漁山に漂着

・巻之8-[9]
一 志摩國鳥羽の小平次臺湾國江漂着之事
  宝暦7(1757)年、志摩国布施田浦の若市丸が志摩国大王崎沖で漂流、百五十日ほど漂流の後、台湾に漂着
一 奥州大笹村武右衞門舩南通州江漂着之事
  宝暦11(1761)年陸奥国亘理郡荒浜の福吉丸が銚子沖で漂流、翌年四月に清国南通州沖で清国船に救助される

・巻之10
一 奥州津軽郡石崎村佐右衞門舩朝鮮國へ漂着之事
  宝暦6(1756)年陸奥国津軽郡石崎村の船が松前沖で漂流、朝鮮国江原道江陵に漂着
同上
異国漂流人帰国之記 ・志州船漂流人帰国之事
宝暦7(1757)年
志摩国布施田村の若市丸が志摩国大王崎で漂流、150日ほど漂流後、台湾に漂着。

・藝□漂流人帰国之事
文化3(1806)年
安芸国豊田郡木谷浦の稲若丸が伊豆下田沖で漂流、アメリカ船テイバー号に救助される。

・奥州漂流人帰国之事
寛政5(1793)年12月
陸奥国牡鹿郡石巻の若宮丸が仙台沖で漂流、翌年5月アリューシャン列島に漂着

・豫州漂流人帰国之話
文政10(1827)年12月
奥州八戸の石橋徳右衛門船融勢丸が房州沖で漂流、文政11(1828)年2月、ルソン島北部バボヤン島に漂着
同上
日本漂客送還事情 全一冊(石井研堂漂流記コレクション) 「對英舩送来漂民策、英國及モリソン、戊戌夢物語、風説書 清商蒋春洲、異舩来着之節心得、英夷入寇風声漢文、風説書 沈□香、吉田松陰密書、滴水録(日本事情告牒)」を収載 同上
日本漂流譚 / 石井民司編述 第1 第2 石井研堂(石井民司)の漂流記関係の主な3冊(日本漂流譚、漂流奇談全集、異国漂流奇譚集)の内で、最初に出版されたものである 本館、
越中島分館
漂流記 上 永壽丸、督乗丸、神昌丸、
漂流記 下 神昌丸、幸太夫、磯吉
天明2(1782)年12月、伊勢国白子村の神昌丸は駿河沖で暴風のため漂流、翌年7月、アリューシャン列島のアムチトカ島に漂着
文化9(1812)年12月、薩摩藩主松平豊後守斉興の手船永寿丸が紀州沖で漂流した。翌年9月24日に千島列島のハラマコタン島に漂着
文化10(1813)年11月、督乗丸は遠州灘で漂流、文化12(1815)年2月にカルフォルニアのサンタ・バーバラ沖でイギリス商船フォレスタ号に救 助された
越中島分館
槃游餘録漂流記叢(石井研堂漂流記コレクション) 宝暦四甲戌年 清次郎等呂宋漂流記
文政三庚辰年 南部長吉ハラオ漂流記
文化九壬申年 薩永寿丸北海漂流記
嘉永三庚戌年 紀州寅吉等十三人魯國漂流記
天保十一庚子年 播州萬次郎等米國漂流記
天保十三壬寅年 遠州仙太郎唐土ヨリ帰ル
弘化元甲辰年 阿州幸宝丸外舩ニ救ワル
同上
豊長筑三領唐舩漂流之記(石井研堂漂流記コレクション) 宝永2(1705)年7月、廈門出の唐船、長州六連島へ漂着の記
正徳5(1715)年11月、福州船、長州六連島へ漂着の記
享保1(1716)年、三領沖唐船漂流の記
同上



漂流記関係資料集

資料 概要 現物所蔵先
享保元申年御譜代大名衆江在江戸二大概人数之御定被仰出候被仰渡之品冩 . 寛政四子年異國船相見候節被仰出并諸家様ヨリ御人数御差出之伺御届之品冩(石井研堂漂流記コレクション) 享保1年(1716)、異国船の渡来に備えて江戸屋敷の留め置くべき人数のことと寛政4年(1792)、異国船漂着防御の事 越中島分館
漂流記本目録 : 完 / [石井研堂著](題簽書名 : 漂流記目録 : 完)(石井研堂漂流記コレクション) 本書は「石井研堂所蔵の筆写本 40種、刊本類 4種、草稿 1種(海船辞彙稿)、海書類7種」の目録である。 同上
漂流民上書 海防五策 : 完(石井研堂漂流記コレクション) 「上書 松本斗機藏」(天保九戌年十二月)、「愚意上書 中島清司」(午七月十八日)、「海防五策 某氏撰」が収載されている。 同上