オープンアクセスFAQ
「東京海洋大学オープンアクセス方針」とは何ですか。
公開方法として、本学機関リポジトリ「TUMSAT-OACIS」を通じた公開を推奨しています。
リポジトリに論文を載せるにはどのようにすればよいでしょうか。
学会誌に掲載された論文をリポジトリ に登録する際に、学会によっては著者からの「転載許可」の手続きが必要な場合があると聞きました。どのようにすればよいでしょうか。
附属図書館にお問合せください。
出版社等の著作権ポリシーをお調べし、手続きが必要な場合にはご連絡いたします。
なお、附属図書館では、論文著者からの転載許可申請の代行を行うことについて学会と交渉を行っています。
その成果として、日本水産学会の「日本水産学会誌」及び "Fisheries Science" に受理された論文について、著者から学会に転載許可申請を行うことなく、リポジトリへの登録が可能となっています。
また、本学に関連深い分野の学会については、順次、同様に話を進めていく予定です。
転載許可申請を代行してほしい学会誌等があれば、ぜひ附属図書館にご相談ください。
参考:学会との連携実績
附属図書館から、リポジトリへの論文の登録を依頼するメールが届きました。なぜでしょうか。
「東京海洋大学オープンアクセス方針」において、本学に在籍する研究者は、2020/4/1以降の研究成果をリポジトリを通じて公開することとされています。
附属図書館では、この方針に基づき、本学研究者が執筆した論文の公開を促進する活動を行っています。
お送りしたメールはその活動の一環として行っているもので、まだ公開されていない論文を調査し、著者に登録を依頼しています。ぜひご協力ください。
論文投稿時に、著作権譲渡契約書 (Copyright Transfer Agreement) を出版社に提出したと記憶しています。論文をリポジトリ から公開することについて、論文が掲載された雑誌の出版元(出版社、学会等)から、著作権違反であると指摘を受けるのではないかと心配です。
Elsevier社の例:
附属図書館から論文原稿のご提供をお願いする際には、各社の方針を確認のうえ行っておりますが、ご心配な場合は、著作権譲渡契約書(Copyright Transfer Agreement)を改めてご確認いただくか、または下記のサイト(主要な出版社・学会の方針をまとめて検索できるサイト)で出版元の著作権ポリシーをご確認ください。
リポジトリへの登録を依頼された論文について、登録を承諾した後はどのようにすればよいでしょうか。
リポジトリへの登録の依頼は、教員だけでなく、学生や卒業生にも行っているのでしょうか。(研究室に所属する学生が投稿した論文、学会発表、学位論文等)
教員が著者に含まれるものについて、教員宛てに登録を依頼していますので、例えば学生・卒業生のみで外部の研究者の方と共著論文を執筆したり、学生が単著の論文を執筆する場合、学生・卒業生を対象として依頼連絡をすることはありません。
なお、学位論文については、学位規則や大学院係等からの書類にてご確認をお願いします。
附属図書館から論文登録の依頼があった場合、どの論文を公表すればよいですか。
本学へ来る前に在籍していた機関で行っていた研究ですが、論文を発表したのは本学へ移ってからです。こうした論文の取り扱いはどのようになるのでしょうか。
論文原稿では、本文と図表は別ファイルになっています。どうすればよいでしょうか。
高精細の画像のためファイルサイズが大きいのですが、リポジトリへの掲載に問題はないでしょうか。
本学在籍中の論文であっても、自分は共著者(他機関の研究者が第一著者、責任著者)の立場です。この場合も登録できますか。
附属図書館から登録を依頼されたリストの中には、学術雑誌の原著論文以外のもの(一般誌や自治体の広報誌に掲載された記事)が含まれていました。これらも対象になるのでしょうか。
特に実物の入手が難しい資料などについては、貴重なコンテンツとなります。
出版社がオープンアクセスとしている論文をリポジトリで集めてもあまり意味がないのではないでしょうか。
既にオープンアクセスになっている文献でも、リポジトリに公開することで海洋大で行われている研究、その変遷をどなたでも場所を問わずに見ることができるようになるため、機関にとっては意義があります。ぜひ、論文をお送りください。
本学リポジトリ以外のサイト(ResearchGateなど)にも同じ原稿を載せてもかまわないでしょうか。
ORCID iDとWeb of Science ReseaercherID(旧 ReseaercherID)の違いは何でしょうか。
代表的な例:
researchmap, ORCID:収録DBや掲載誌を問わず、自身が執筆した論文・記事
Publons:Web of Science(WoS)の収録ジャーナルに掲載された論文・記事
ORCIDとresearchmapの違いは何でしょうか。
researchmapは、日本国内の研究者向けIDサービスです。
researchmapは日本独自のサービスなので、業績リストをORCIDからresearchmapへ取り込むことはできますが、逆はできません。
リポジトリに登録するのは出版社のサイトで公開しているファイルではダメなのでしょうか。
多くの出版社がリポジトリからの公開を認めているのは、査読後の著者原稿(著者最終稿)です。
しかし、当該ジャーナルのサイトに掲載されているファイルのリポジトリへの登録を認めている出版社も一部あります。
出版社のこのような方針は下記のサイトでご確認いただけるほか、附属図書館でお調べすることもできますのでお問い合わせください。
著者最終稿のファイルというのはどのようなものでしょうか。
アクセプト後の最終「原稿」のことを指します。査読後受理され、校正後の出版社のロゴが入る前の原稿です。
多くの出版社がリポジトリからの公開を認めているのは、査読後の著者原稿(著者最終稿)です。
お手数ですが、著者最終稿のファイルをご提供ください。
リポジトリに論文を登録するための出版社や学会への手続きは自分でしなければなりませんか。附属図書館で進めてくれるとよいのですが。
その成果として、日本水産学会の「日本水産学会誌」及び "Fisheries Science" に受理された論文について、著者から学会に転載許可申請を行うことなく、リポジトリへの登録が可能となっています。
また、本学に関連深い分野の学会については、順次、同様に話を進めていく予定です。転載許可申請を代行してほしい学会誌等があれば、ぜひ附属図書館にご相談ください。
参考:学会との連携実績
共著者にリポジトリ収録の了解を得る際に使える、文章のひな型はありませんか。
参考: OACIS運用指針 (日本語 / English)
リポジトリに登録可能かどうか、論文掲載誌の出版元の方針を自分で調べることはできますか。
著者最終稿とは
アクセプト後の最終「原稿」のことを指します。査読後受理され、校正後の出版社のロゴが入る前の原稿です。
多くの出版社がリポジトリからの公開を認めているのは、査読後の著者原稿(著者最終稿)です。
著作権ポリシーとは
通常、著作権譲渡契約書 (Copyright Transfer Agreement) にWebでの公開制限について記載されていますが、一方で、リポジトリで論文を公開することは「著者の権利」であるとして、Elsevier社をはじめとして多くの出版社が認めています。
同じ出版社でも雑誌によって異なるため、それぞれ確認するようお願いいたします。
リポジトリ登録についてご心配な場合や、その他のサイトでも公開したい場合には、下記のサイトをご活用ください。
【学内者向け】
— 東京海洋大学附属図書館 (@tumsat_library) June 17, 2024
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