2020年7月現在で900万人以上の研究者がORCID iDを使用しており、世界中の出版社・助成機関・大学等で活用されています。
・学術雑誌に論文を投稿する際にORCID iDの入力を推奨もしくは義務化している出版社が増加しています。
例) The Royal Society、Science (AAAS)、IEEE、PLOS、EMBO、Wiley、ACS、SpringerNature、化学工学会、日本疫学会など
・助成金の申請の際にORCID iDの入力を推奨もしくは義務化している助成機関が増えつつあります。
例) Wellcome Trust、Department of Transportation(米国)、FCT(ポルトガル)、WHOなど
・欧米を中心に、大学・国レベルでORCID iDを導入する事例もあります。
非営利組織であるORCIDの活動は、世界中のメンバー機関(有料会員)の支援によって支えられています。日本でも複数の大学等の研究機関、研究助成機関、学協会、企業が参加し、2020年1月には、
ORCID日本コンソーシアムが発足しました。