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[越中島]講演会「船が育んだ江戸(3)」開催報告

講演会「船が育んだ江戸(3)船-船・舟・船番所-」

【日時】2019年12月7日(土)13:00~15:30
【会場】越中島会館2階講堂
【来場者数】85名

【内容】

企画展示にご協力いただいた4人の研究者の方々を講師としてお招きしました。

 演題 講演者   
 船の歴史と構造 庄司 邦昭東京海洋大学名誉教授
 江戸の海運を支えた船-弁財船の復元と保存   小堀 信幸
船の科学館学芸部調査役
 利根川水系の水運-高瀬船とその操船- 大貫 伸
内外地図株式会社常務執行役員、
元公益社団法人日本海難防止協
会研究統括本部部長
 中川番所と小名木川の通行 久染 健夫
江東区中川船番所資料館職員


【講演会場等の様子】
雨天にもかかわらず、多くの方にご来場いただきました。
世界の船の歴史、用途によって造りだされた、さまざまな和船とその操船技術、船番所の
役割など、スライドや動画も交えながら、4人の方々が講演されました。
講演会終了後は、多くの方が、明治丸記念館の展示会場を訪れてくださいました。

                講演会場                     庄司名誉教授の講演                  小堀氏の講演 

       大貫氏の講演                 久染氏の講演                  講演後の展示会場

【来場者の声(アンケートより)】
 ・江戸初期に物流を重視して川や船を開発したことを興味深く拝聴しました。(男性・60代)  
 ・小名木川、利根川については興味を持っており、詳しく聞けて良かった。北前船、航路も                  
    おもしろかった。(男性・50代)
 ・船を通して、歴史をよみとくことによってまた新たな一面などを聞くことができ、非常に興味                 
  深かった。(男性・20代)
 ・弁済船の復元・保存の現状については興味深く拝聴しました。(男性・50代)
 ・広重、北斎の浮世絵に舟、川が刷られていますが、これまでの見方+舟の形、川の流れ、
  川底まで気になるようになるでしょう。ありがとうございました。(女性・60代)