平成25(2013)年度の改修工事の際に、公募企画競争により設置し、平成26(2014)年4月から公開しています。
1階展示ホール奥にあり、開館中はどなたでも自由に見学できます。「海を巡る知との出会い」をどうぞお楽しみください。
室内の様子です。撮影用にやや明るくしています。
アーカイブズ・ルームの室内は三方を天井までの書棚とし、書棚の上方をガラス扉付とし、ところどころにページを開いた書籍を展示できるようにしています。
また、照明は光による影響を極力避けるために暗くし、書籍が最も美しく見えるように配置されています。
現在、アーカイブズ・ルームでは次の書籍を公開しています。
- 『チャレンジャー号報告書』
生物学上の探検のうち最大のものと言われる19世紀イギリスのチャレンジャー号による海洋調査の報告書。全50冊。当時の新しい発見の宝庫です。 - 『ファウナ・ヤポニカ』魚類篇
日本の魚類についての最初の欧文文献。日本の魚類学の基礎として重要であるばかりでなく世界の魚類学においても貴重な文献。シーボルトが編纂しました。 - 『ペリー艦隊日本遠征記』
幕末に黒船でやってきたペリーが帰国後、アメリカ議会上院に提出した報告書。東京湾で捕獲した魚のカラースケッチも掲載されています。 - 『千葉県富津村漁業調査』
東京海洋大学のルーツである明治時代に設立された水産伝習所時代の学生による漁業調査報告書。漁業調査報告書はこの後も昭和の時代まで続き、代々の学生による報告書が壁面一面を埋めています。
『漁業調査報告』についてはこちらもご覧ください。
この部屋の概要をまとめた記事はこちらです。アーカイブズ・ルームを製造・施工した、日本ファイリング株式会社の機関紙『Betterstorage : 価値ある保管システムへの提言』194号(2014年7月刊)からの抜粋です。
(アーカイブズ・ルームは株式会社内田洋行、パワープレイス株式会社、日本ファイリング株式会社の設計・施工により設置されました。)
E-mail: jo-joho1@o.kaiyodai.ac.jp
TEL: 03-5463-0444
【学内者向け】
— 東京海洋大学附属図書館 (@tumsat_library) June 17, 2024
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