月島丸補助機関・ボイラ・プロペラ設計図 百周年記念事業の一環として長崎三菱造船所から譲渡された設計図

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月島丸は、東京商船学校の第5代航海練習船として明治31年(1898)就航した初めての鋼製帆船であった。

それまでの練習船は全て木造帆船であったが、明治28年(1895)秋に稲穂丸が座礁破船したことを機に木造帆船の使用を中止した。

そして新しく鋼製の大型帆船の建造を計画し長崎三菱造船所に補助機関付大型帆船「月島丸」を発注、明治31年5月30日に竣工した。
 近代練習船の魁であったが、不運にも2年後(明治33年(1900))、台風に遭遇し、失跡した。


月島丸補助機関・ボイラ・プロペラ設計図