はじめに
伊藤熊太郎(いとう くまたろう)は明治から昭和にかけて活躍した博物画家です。
写真が未発達だった時代、図鑑や学術文献のために多くの精緻な魚類画を描き、魚類学の発展に貢献しました。また、1900 年代初期に行われたアメリカのアルバトロス号によるフィリピンでの海洋調査に絵師として参加。色鮮やかな多数の魚類画がスミソニアン博物館に残されています。
伊藤熊太郎は、日本ではほとんど無名ですが、本学品川キャンパス図書館第13回企画展示「図鑑で楽しむ江戸前の海」開催中の2016 年8 月に、展示中の原画をきっかけとして、伊藤熊太郎が描いたスケッチ帖6冊、原画1,261枚(※後日追加発見あり。2018/1/24現在、1,267枚)が荒俣宏氏により発見されました。
本ホームページは本学が所蔵する伊藤熊太郎の作品を紹介するページです。 幻の魚類博物画家 伊藤熊太郎の素晴らしい絵を、どうぞご鑑賞ください。
原画より
情報提供のお願い
この伊藤熊太郎アーカイブズは平成28年度 船の科学館「海の学びミュージアムサポート」及び平成28年度東京海洋大学学長裁量経費の助成を受けて制作しました。
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2017/3/31 作成、2022/7/8 最終更新