異國漂着舩話

一 巻之1 弐 巻之2-[3] 三 巻之4-[5] 四 巻之6-7 五 巻之8-[9] 六 巻之10

書誌事項
異國漂着舩話 10巻
[書写地不明] : [書写者不明] , [書写年不明]
6帖 ; 26.7×19.0cm
和漢古書につき記述対象資料毎に書誌レコード作成
冊次は題簽による
目録の冊次: 一: 巻之一、弐: 巻之二、三: 巻之四、四: 巻之六、五: 巻之八、六: 巻之十
巻之三、巻之五、巻之九は本書に表記がない。巻之七は四の本文に表記あり。
写本
丁数: 一: [25]丁、弐: [36]丁、三: [42]丁、四: [37]丁、五: [40]丁、六: [33]丁
一の内容: 「朝鮮國ヨリ三使来朝之事 附呂宋國舩漂着之事」、「異邦の商舩江御朱印取下事」、「越前國新保村竹内藤右衞門舩國田兵右衞門舩韃靼江漂流之事」
弐の内容: 「讃岐國高松之舩嶋國へ漂着之事」、「江戸堀江町宮本善八舩無人嶋へ漂着之事」、「豆州□嶋之事」
三の内容: 「伊勢國松坂七郎兵衞異國江吹流され夫より蝦夷へ渡りし事」、「蝦夷の國風并物産之事」、「松前志摩守殿家系の事」、「蝦夷一揆騒動松前より征伐之事」、「壊疽雑談之事」
四の内容: 「蝦夷の雑談乃事 松前の物産蝦夷島説」、「薩摩國の舩琉球の回米を積難風ニ逢異國へ漂着の事」、「琉球國中山王の委説」
五の内容: 「志摩國鳥羽の小平次臺湾國江漂着之事」、「奥州大笹村武右衞門舩南通州江漂着之事」
六の内容: 「奥州津軽郡石崎村佐右衞門舩朝鮮國へ漂着之事」
印記: 「漂譚樓」(石井研堂)

所蔵
東京海洋大学百周年記念資料館寄託資料 (東京海洋大学附属図書館越中島分館所蔵資料)
請求記号: 290.9/I37/1B 〜 290.9/I37/6B
資料番号: 2014503915,2014503923,2014503931,201450394X,2014503958,2014503966

漂流事情

 一 朝鮮國ヨリ三使来朝之事 附呂宋國舩漂着之事
 一 異邦の商舩江御朱印取下事
 一 越前國新保村竹内藤右衞門舩、國田兵右衞門舩韃靼江漂流之事
    寛永20(1644)年越前国三国浦新保村の船が佐渡沖で漂流、無人島に漂着した。
    船を修理し日本に向かうが再び大風にあい、ポシエット湾の一角に漂着した。

 一 讃岐國高松之舩嶋國へ漂着之事
    寛永2(1625)年讃岐国高松の船が紀伊沖で漂流、南方の島に漂着した。
 一 江戸堀江町宮本善八舩無人嶋へ漂着之事
    元文3(1738)年江戸堀江町の船が房州洲崎沖で漂流、てんま船にて鳥島に漂着した。
 一 豆州□嶋之事

 一 伊勢國松坂七郎兵衞異國江吹流され夫より蝦夷ヘ渡りし事
    寛文1(1661)年伊勢松坂の船が遠州灘で漂流、翌年七月にエトロフ島付近の小島に漂着した。
 一 蝦夷の國風并産物之事
 一 松前志摩守殿家系の事
 一 蝦夷一揆騒動松前より征伐之事
 一 壊疽雑談之事

 一 蝦夷の雑談乃事 松前の産物蝦夷島説
 一 薩摩國の舩琉球の回米を積難風ニ逢異國へ漂着の事
    寛保1(1741)年薩摩国の船が八重山から薩摩に航行中に沖縄諸島の久米島沖で漂流、清国漁山に漂着した。
 一 琉球國中山王の委説

 一 志摩國鳥羽の小平次臺湾國江漂着之事
    宝暦7(1757)年、志摩国布施田浦の若市丸が志摩国大王崎沖で漂流、百五十日ほど漂流の後、台湾に漂着した。
 一 奥州大笹村武右衞門舩南通州江漂着之事
    宝暦11(1761)年陸奥国亘理郡荒浜の福吉丸が銚子沖で漂流、翌年四月に清国南通州沖で清国船に救助される。

 一 奥州津軽郡石崎村佐右衞門舩朝鮮國へ漂着之事
    宝暦6(1756)年陸奥国津軽郡石崎村の船が松前沖で漂流、朝鮮国江原道江陵に漂着した。