明治期の水産絵図 千葉県・東京都・神奈川県の部



地名
千葉県
資 料名
「水 産調」(仮称) 原 本・写本の別 原本
原 本製作年
明治12(1879)年
資料冊数
大きさ

資料中の 東京湾地域 安房郡(○坂田村・ 波左間村・見物村、○香村・笠名村・大賀村・浜田村・塩見村、○八幡村・湊村、○北条村、○館山町・沼村・柏崎浦・宮城村、○伊戸村・洲崎村・川名村)、 平郡(○元名村・本郷村、○大帷子村・本郷村、○吉浜村・大六村、○下佐久間村・竜神村、○加知山村・岩井袋村、○久枝村・市部村、○不入斗村・小浦村、 ○南無谷村・豊岡村、○多田良村・原岡村・青木村、○船形村・川名村、○正木村)、天羽郡(○小久保村・岩瀬村、○亀田村、○八幡村・鶴岡村・笹毛村、○ 湊村、○竹ヶ岡村、○萩生村、○金谷村)、周淮郡(○畑沢村・小浜村、○人見村・大和田村・坂田村、○大堀村・青木村、○富津村、○川名村・篠部村・西川 村・新井村)、望陀郡(○桜井村・貝淵村、○木更津村・吾妻村、○久津間村・江川村・中里村、○瓜倉村・畔戸村、○中島村・牛込村、○奈良輪村、○蔵波 村、 ○久保田村・代宿村)、市原郡(○姉ヶ崎村・椎津村、○玉前新田・出津村・松ヶ島村・岩崎新田)、千葉郡(○寒川村、○検見川村)、東葛飾郡(○船橋五日 市 村、○高谷村外三ヶ村)
解説
明治初期の千葉県内 の漁獲高、漁場、漁期、漁獲方法、漁業の沿革等を知る貴重な資料である。原則的に「漁業沿革調」、「採漁」、「水産漁具略図」の三部で構成されている。 「採 漁」は魚ごとに漁法、漁場、漁期などが記されている。「水産漁具略図」には「採漁」で述べた漁法を図解してある。
所蔵館等 千葉県鴨川市平野仁 右衛門家所蔵文書 (資料未調査)
資料名 千 葉縣漁業圖解 淡水編 原 本・写本の別 写本
原本製作 年 明治23(1890)年
資料枚数 49枚 大きさ 24.4×16.9cm
図版 「印旛沼鰕網漁之圖」のみ彩色 関 係する 博覧会 第3回(明治23 (1890)年)内国勧業博覧会
解説
下総地方の湖沼河川 で行われた漁業の図解。東京湾はない。
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫
資料名 房 総水産圖誌 原 本・写本の別 写本
原本製作 年
明治16(1883)年
資料冊数 4冊(43枚+59枚+21枚+21枚) 大きさ
29.5×21.0cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治16 (1883)年)水産博覧会
解説 外房の九十九里之 部、八丁網猟之記、鰹漁図説のみ収録。東京湾、淡水の記載はない。
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫  (岩瀬文庫所蔵資料は未調査)
地 名 東京都
資料名 東 京府管内水産圖説 5巻附録1巻 原 本・写本の別 写本
原本製作 年 明治23(1890)年
資料冊数 6冊(104枚+81枚+73枚+100枚+73枚+103枚) 大きさ
26.6×19.3cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第3回(明治23(1890)年)内国勧業博覧会
翻刻
舊幕封建期に於ける 江戸灣漁業と維新後の發展及その史料 (水産研究会, 1951) (謄写版)
解説
跋によれば農商務省 水産諮問会の折、東京府・千葉県・神奈川県の主任官が千葉県で会合して各県の水産に関する図書を編成して水産の基礎を確立することを図った。東京府では後 藤久が原稿を起したが、途中退職した。第三回内国勧業博覧会が近づいたため、城勇雄により明治23(1890)年に完成し、博覧会に提出された資料。千葉 県・神奈川県は完成しなかった。
所蔵館等 東京都公文書館
資料名 東 京捕魚採藻圖録 (23Z1/870/1) 原本・写 本の別 写本
原本製作 年 明治15(1882)年
資料枚数 85枚 大きさ
29.7×20.8cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治16 (1883)年)水産博覧会
解説
「東京府管内水産圖 説」の跋によれば、本資料は聞き書きを主体とした資料である。江戸末期から明治初期の東京府下漁業の漁具漁法を図解した貴重な水産関係資料である。しか し、本資料の図版は、図版の順序が正確でない、説明と図版の細部に違いがある等の問題がある。
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫
資料名 東 京捕魚採藻圖録 (23Z1/870/2) 原本・写 本の別 写本
原本製作 年 明治15(1882)年
資料枚数 75枚 大きさ 28.3×20.3cm
図版 白黒図が主である 関係する 博覧会 第1回(明治16 (1883)年)水産博覧会
解説 「東京府管内水産圖 説」の跋によれば、本資料は聞き書きを主体とした資料である。江戸末期から明治初期の東京府下漁業の漁具漁法を図解した貴重な水産関係資料である。版心に 「農商務省」と表記されている資料。図版は、図版の順序が正確であり、説明と図版の細部に違いがない等、筆写者は水産に詳しい者と推定される。白黒図で あることが惜しまれる。
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫
地名
神奈川県
資料名 神 奈川縣管下海魚圖説 (A) 原本・写 本の別 写本
原本製作 年 明治10(1877)年
資料枚数 2冊 (38枚+14枚) 大きさ 28.1×20.8cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治10 (1877)年)内国勧業博覧会
解説
相模湾棲息魚類の図 説
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫
資料名 神 奈川縣管下海魚圖説 (B) 原本・写 本の別 写本 原本製作 年 明治10(1877)年
資料枚数 1冊 (52枚) 大きさ 27.1×19.2cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治10(1877)年)内国勧業博覧会
解説 相模湾棲息魚類の図 説
所蔵館等 東京国立博物館
資料名 神 奈川縣管下漁具圖説 原本・写 本の別 写本 原本製作 年 明治10(1877)年
資料枚数 82枚 大きさ 27.1×19.2cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治10 (1877)年)内国勧業博覧会
解説 相模湾沿岸五ヶ村か ら出品された漁具図説
所蔵館等 東京国立博物館
資料名 相 模灘海魚部 : 全 原本・写 本の別 写本 原本製作 年
資料枚数 58枚 大きさ 25.6×18.6cm
図版 彩色図 関係する 博覧会
解説
裏表紙裏に「此原本 ハ山本由方氏ノ藏書ナルヲ借用シテ尾州人水谷助六氏ニ写サスルモノナリ。十七年四月」とあり。東京大学総合図書館田中芳男文庫に「禽譜」の筆写者として水 谷助六氏の名前があり、田中芳男と関係があったと推定される。
所蔵館等 東京国立博物館
資料名 シ ラス干製造圖 原本・写 本の別 写本 原本製作 年 明治16(1883)年
資料枚数 4枚 大きさ 27.6×37.9cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治16 (1883)年)水産博覧会
解説
神奈川県平塚のシラ ス漁からシラス干し製造までを四葉に描き分けた。
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫
資料名 製 塩并〆粕圖解 原本・写 本の別 写本 原本製作 年 明治16(1883)年
資料枚数 20枚 大きさ 27.5×37.6cm
図版 彩色図 関係する 博覧会 第1回(明治16 (1883)年)水産博覧会
解説 神奈川県久良岐郡平 沼新田(現・横浜市西区平沼一丁目)の製塩場の図解を含む
所蔵館等 国文学研究資料館祭 魚洞文庫
資料名 相 州横須賀動物圖 : 全 原本・写 本の別 原本
原本製作 年 明治17(1884)年
資料枚数 48枚 大きさ 27.1×19.3cm
図版 彩色図 関係する 博覧会
解説 資料名は「相州横須 賀動物圖」となっているが、動物は水生動物が大半である。最初に「明治十七年 八月田中芳男殿相州横須賀エ御出張之際、採集動物類ノ内冩生」とあり。明治17(1884)年、神奈川県横須賀において田中芳男が採集した水生動物等を基 として作成された資料。彩色図は中島仰山及び解説は田中芳男等が担当している。
所蔵館等 東京国立博物館
資料名 横 濱近傍海産類採集記 原本・写 本の別 原本
原本製作 年 明治17(1884)年
資料枚数 25枚 大きさ 23.3×15.6cm
図版 彩色図 関係する 博覧会
解説
明治17 (1884)年4月、筧正明が横浜根岸湾で行った海産動物及び藻類の採集調査の記録及び見聞した漁具、漁法、加工等の図解。田中芳男が校閲、朱書訂正あ り
所蔵館等 神奈川県立歴史博物 館

(2010.8.31 東京海洋大学附属図書館編)