2010年度 品川本館 図書館ガイダンスまとめ

1.2010年のトピックス
授業での文献検索説明の回数が21回となり前年度より増加した。また、「情報リテラシー」では授業に関するQ&Aのページを図書館ホームページに作り、質問票に書かれた質問をホームページ上で回答するようにしたところ、多くの質問が寄せられた。
研究室単位の「新ゼミ生のための文献検索ガイダンス」は年間で47ゼミ、68回、参加者数248人と参加人数が過去最高となった。また、4年生全体に占める参加者の割合も57%と過去最高となった。
4月〜6月に全104時間のガイダンスを職員2人で実施した。
新たな試みとして、昨年までの新入生対象のライブラリーツァーを形式を変えて図書館ウォークラリーとして実施した。クイズを解きながら図書館の各ポイントを回るもので、新入生に気軽に図書館を体感してもらうことを目的としたもので、学生からも好意的な感想が寄せられた。


2.図書館ガイダンス(ゼミ別)のアンケートまとめ
  2.1 アンケート集計結果
  参加の動機について、「ゼミ単位の参加」(回答数83)だからという回答が一番多いが、「文献検索と入手の方法を知りたいと思った」(回答数82)からという主体的な回答も多かった。(図1)
  有益だったコンテンツについては、「オンラインジャーナル」(回答数190)、「OPAC説明及び雑誌の探し方」(回答数180)の回答が多く、次いで「他大学からの文献複写取り寄せ法」(回答数118)、「書誌事項の見方」(回答数112)、となっていた。文献検索サイトよりも基本的な探し方・入手方法の方が参加者にとっては有益なようだ。(図2)


 図1 参加の動機 (複数回答あり、回答総数332)

 図2 有益だったコンテンツ(複数回答あり、回答総数738)

  文献検索ガイダンスを受けるのに適した時期を尋ねたところ、「4年生の4〜6月」の回答が最も多かった。以下「3年生の1〜3月」、「3年生の前期」の順に回答が多かった。なかには「1年生の時と4年生の時」、「必要になった時」という回答もあった。(図3)

 図3 文献検索ガイダンスを受講したい時期 (回答総数238)


  2.2 参加者の感想(一部) ※(M1),(M2)などの記述がないものは4年生の感想。
・1年生の時(日本 論文)と4年生の時(日本&外国 論文系)両方知りたい。すごくためになった気がします。図書館ってすごい。
少人数だったので、置いていかれず、ついていけました。卒論やゼミで資料を探すときに活用したいと思います。
・論文の検索方法が分からなくて、不安な所があったので、今回のガイダンスがあって、とてもためになりました。論文を探すのも大変だけど、論文を読むのも大変そうですが、頑張りたいです。また分からない事があったら聞くと思いますが、よろしくお願いします。
・論文検索について知らなかったので、このようなガイダンスがあってよかったです。
論文の見つけ方は一般の検索サイトと方法が違う事が良くわかった。欲しいものを手に入れられるコツが分かって有意義なガイダンスでした。
・4年生の時まったく検索方法がわからなくてとても苦労しました。3年生くらいの時に検索方法や論文の読み方などを学ぶ機会が全員にあったら良かったなと思いました。(M1)
・とても丁寧に教えて頂きわかりやすかったです。今までとてつもなく非効率的な方法で検索を行っていたのだな・・・と思いました。ありがとうございました!またわからないことがあったら教えて下さい。(M1)
・4年のうちに聴講しておけばよかったなと思いました。(研究室に入る前に、全員に受講させる位でもよい気がします。4年に上がってすぐのころは、文献検索に手間取った記憶があるので・・・) ですが、M1になった今聴いても役に立つことが多かったので、聴講してよかったです。ありがとうございました。(M1)
・とてもわかりやすかったです。自分だけじゃ絶対にわからなかったと思います。
実際に書庫で探すこともしたので分かりやすかったです。
・大学に3年以上いて、初めて知ったことが多くありました。とても良い機会になりました。もう少し早く知っていたかったとも思いました。
・今まで知らなかった検索方法(シソーラスなど)が知れて良かったです。あまり広い分野の専攻ではないので、今日教えていただいた方法を活かしてより多くの良い文献を探していきたいと思います。(M1)
・これで卒論が書けます。ありがとうございました。
・卒論を書く為に参考・引用文献を探していた時、文献が見つけられなかったり見つけても学校に無かったりと苦労していました。・・・が!このガイダンスを受けていたらそんな苦労をするどころかもっと良い文献を見つけられたかもしれません。短時間で自分に必要な文献を見つけられることに感動しました!!これからは無駄な時間をつかわなくて済みそうです。丁寧かつ親切な説明に感謝します。(M1)
・良い論文検索のしかたが分からなくて困っていたので、とてもためになるガイダンスでした。1年生にも知って欲しいです。
・丁寧に説明していただけてありがたかったです。テキストが色分けされ、見やすく、後からでも見直しがしやすそうでよかったです。せっかくなので、もう少し早い時期(3年後期)に受ければ、もっとよかったと思いました
・去年も一通りガイダンスを受けましたが、今回ガイダンスに参加して忘れていたことも多かったので、良かったです。(M1)
・卒論にそった内容を見つけていくという流れだったので、とても有意義なガイダンスでした。
卒論だけでなく、就活にも使えるので、ぜひ3年生に利用してほしいです。(M1)
・毎年、大変助かっております。ありがとうございます。(教員)


3.情報リテラシー授業のアンケートまとめ
  3.1 アンケート集計結果
  今年度は5クラスの授業に出張して説明を行った(4/27:海洋政策文化学科の2教室、5/10:食品生産科学科の1教室、5/11:食品生産科学科の1教室、5/18:海洋環境学科の2教室、6/23:海洋生物資源学科の3教室)。学科、クラスの先生の要望に合わせて説明をしており、海洋政策文化学科、食品生産科学科の4教室では本の探し方を中心に説明し、海洋環境科学科、海洋生物資源学科の5教室では本の探し方に加え論文の探し方の説明も行った。

  海洋政策文化学科、食品生産科学科
  授業の説明で参考になった点では、Webcat Plus、新書マップの回答が多く、文章や様々なアプローチで本を探せるサイトが好評だった。(図4)
  説明がもっとほしかった点では、海洋大以外の図書館という回答が最も多かった。海洋大以外の図書館の説明は授業の後半に演習せずに軽く説明することが多いため、もっと時間をとって説明・演習する必要があるかもしれない。新書マップは参考になった点でもあげられているが、説明がもっとほしかった点でも上位にあげられているため、来年度以降工夫をする必要がある。(図5)


 図4 参考になった点 (複数回答あり、回答総数414) 
 

 図5 説明がもっとあった方が良かった点 
        (複数回答あり、回答総数104)

  海洋環境科学科、海洋生物資源学科
  授業の説明で参考になった点では、CiNii,新書マップ、Webcat Plusの順に回答が多かった。これらはほとんど授業の前半に多くの時間をとって説明し、後半に時間を多くとり演習をしているため、分かりやかったと思われる。(図6)
  説明がもっとほしかった点では、JDreamU、日経テレコンなどの論文・新聞記事検索サイトの回答が多かった。海洋大以外の図書館、新書マップという回答も多く、他学科の授業と同じく、来年度以降説明を工夫する必要がある。(図7)


 図6 参考になった点 (複数回答あり、回答総数571)
 

 図7 説明がもっとあった方が良かった点 
        (複数回答あり、回答総数167)


  3.2 受講者の感想(一部) 
・ネットで調べている最中にわからない言葉があるとWikipediaに頼っていたので、正しくないかもしれないということを頭に入れた上で見たいと思います。(4/27、政策)
・色々調べる方法があって、探していた内容の本が見つかって良かった。(4/27、政策)
インターネットでそのままさがすよりさがしやすくてよかったです。(4/27、政策)
・Webcat Plusの便利を知ることができて本当によかったと思います。いままで、本を利用することが少なかったですが、今日教えていただいたサイトを利用すればより沢山の本を利用できると思います。(5/10、食品)
・OPACや新書マップ、Webcat Plusは図書館で借りるためだけでなく、これから本を購入するときにも、活用していきたい。(5/10、食品)
探し方がわかったので小学4年生ぶりに図書館で本を借りようと思いました。(5/10、食品)
・本の探し方がたくさんあって驚きました。今までは図書館で関連のありそうな本を地道に探していたので、この授業のおかげで探すことより読むことに集中できそうです。ありがとうございました。(5/10、食品)
図書館に行きたくなりました。(5/10)
・解りやすい説明だったので、日本語表現法で使えそうな本をたくさんみつけることができました!! この授業があって良かったです。(5/10、食品)
・新書マップは非常に見やすく、今後も使っていきたいと思いました。OPACで本の予約ができることを知らなかったので今後使っていきたいと思います。(5/10、食品)
本の探し方があいまいだったのでとても役に立ちました。(5/11、食品)
・予約の仕方など実際にpcを使って説明をしてくださったので、わかりやすかったです。(5/11、食品)
・レポートを書く時の本を利用することの大切さが分かった。図書館を利用しようと思った。(5/11、食品)
・どのようにして資料を集めていったらよいか分かるサイトがあって、とても安心した。これからの資料探しでちゃんと生かしていきます。(5/11、食品)
・アイディアが出てこないときなど、すごく参考になりそうです。(5/11、食品)
・たくさんの検索方法を学べてよかった。ゆっくり色々な方法を試して自分のものにしていきたい。(5/18、環境)
・よい本探す範囲を広げることができた。ぜひとも活用して、より良いレポートを作ろうと思う。(5/18、環境)
・論文などの検索方法が分かり、本当に役に立ちました。CiNiiやWebcat Plusを活用していきたいと思います。(6/23、生物)
レポートを書く上で必要な参考資料が、このような方法で検索できることを知れて、とてもためになりました!なかなか図書館では見つからないような資料もあるので、これから利用していきたいと思います。(6/23、生物)
海洋大HPの左の"附属図書館”から色々な検索サイトにとべたことに感動しました!これから駆使していこうと思います。(6/23、生物)


2011/10/4現在