舩廼起(古写本)([室町時代末期]書写)

舩廼起(部分)
書誌事項
TR:舩迺起||フネ ノ オコリ
PUB:[書写地不明] : [書写者不明] , [室町時代末期]
PHYS:1軸 ; 34.8×210.4cm
NOTE:巻末に「白鳳八年(680)冬十二月九日」、「承和五年(838)春二月三日 正躬王謹書」、「承安元年(1171)秋八月十五日 藤原宗長(花押)拝冩」の元奥書がある。
NOTE:紙の大きさ: 31.1×144.8cm
NOTE:古筆家十三代了信による「紙墨乃保存古色之状況に因り、五百年程乃保有を了知せられ、珍袋可然もの也。寅歳(慶應二年)秋日 古筆了信(朱印)」の添簡あり

解説

我が国船の起源に触れた珍しい資料である。現在、本資料以外の存在は確認されていない。文中には以下の4図がある。

第1図 垂仁天皇三年の船の起こりの象図

第2図 神武天皇乗御廼船

第3図 日本武尊東夷征伐之乗御船

第4図 神功皇后三韓征平之神教杉船

元奥書には白鳳八年(680)、承和五年(838)年、承安元年(1171)の年号がある。添簡には「五百年程の保有を了知せられ」とある。慶応二年(1866)の五百年前は南北朝時代(1336-1392)にあたる。書写年は総合的に判断して室町時代末期と思われる。


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