中学生が図書館で職場体験をしました

 2011年1月19日(水)〜20日(木)の2日間、中村中学校(江東区清澄)の2年生2名が、東京海洋大学附属図書館越中島分館で職場体験をしました。

 1日目午前は、まず図書館の開館準備をし、大学や大学図書館の沿革・概要説明を受けました。その後図書館探検ツアーや所蔵検索などの利用方法の説明、 返本・書棚の整理などを行ないました。午後は、ILL(他大学からの文献複写依頼の受付・他大学への依頼)、貸出・返却処理のカウンター業務を体験しました。
 2日目午前は、1日目の復習として、開館準備をしたあと、図書の受入・装備・配架作業を行いました。午後は、雑誌の受入をしてから、百周年記念資料館を見学しました。


*2人の感想です*
Mさん:
図書館の仕事をやる前は、貸出と返却処理が中心の仕事だと思ってましたが、本を本棚に並べるまでの情報入力、ラベルの貼り付けなどさまざまな仕事があることをやってみて学びました。 公民[共]図書館とは違い、海に関する大学の図書館という事で海事についての本が沢山あったり研究をするための雑誌などがあり驚きました。 普段見ることの出来ない仕事を体験させていただき、とても勉強になりました。図書館の仕事は本が好きなだけでは勤まらず、本はパソコンで管理されていて、パソコンも使えないと仕事にならないのだと知りました。 この2日間で、いろいろな仕事を体験させていただきありがとうございました。  
Yさん:
二日間、普通では体験出来ないようなことをさせてもらいました。 私は、ここで体験するまで図書館の裏方の仕事がどのようなものか分かっていませんでした。今回初めて裏方の仕事を見て、実際やってみて想像以上に大変だと思いました。 それと同時に、この表では見えない仕事が大切なんだと感じました。普段図書館を使っているだけでは気づけない様々なことに気づけて良かったです。 色々な体験をさせて頂きありがとうございました。 


1月19日(水)

8:55 新聞提供
今日の新聞を新聞閲覧台に装着します。

9:15 返却処理
ブックポストに返却された資料の
返却処理をします。

10:00 図書館探検ツアー
資料の配置などを覚えるため、
館内図を持って図書館内を回ります。

10:30 返本準備
返却された資料を、請求記号の順に並べます。

11:00 返本・書架整理
資料を正しい位置に戻すついでに書架の整理もします。

13:00 ILL
他大学から送ってもらった論文の到着処理をします。

13:30 カウンター業務
利用者に本を貸出します。
図書館に来たからにはこれをやらないと。

14:15 カウンター業務
手が空いているときに他の作業もします。
本の書き込みを消しています。

15:00 データ移行の説明
ちょうど5年に一度しかないお仕事の説明を受けました。


1月20日(木)

8:55 新聞提供
昨日の新聞をフォルダーにとじます。

9:00 ブックポスト
ブックポストの本を回収します。

9:30 図書受入
図書の受入について説明を受けています。

10:30 図書の装備
返却期限票を貼っています。

11:00 所定の棚へ
装備が終わったらいざ書棚へ。
これでやっと利用できるようになります。

13:30 雑誌の受入
受入印を押します。

14:00 資料館見学
名誉教授の吉田先生に資料館を案内していただきました。

15:00 反省会
2日間の体験で気づいたことを話しました。

15:40 原稿作成
先ほど話したことを元に、本日の感想を記入します。


〜〜図書館より〜〜
越中島分館での職場体験の受け入れは今回で6回目です。中村中学校では海洋大学図書館の職場体験は割と人気があるそうです。Yさんは将来図書館で働きたいとのことです。前途有望な中学生の期待を裏切らないように、今回は特に実習を多くできるよう心がけました。2人とも、今まで見えていなかった図書館の裏側を体験できたようです。私たち職員にとっても、初々しい中学生に仕事を教えるのは日常の業務を見直す良い機会になります。当日、図書館に来た学生も、中学生が来ていると知って、ちょっと興味を覚えたようでした。海洋大学図書館に吹いた少し早めの春風のような2人でした。今後の活躍を期待します。

2011年1月20日作成
東京海洋大学附属図書館越中島分館