≪1日目≫

午前 スケジュール説明の後、図書館全体の仕事について説明を受けました。
閲覧室や貴重書庫、アーカイブズ・ルームなど館内を見学しました。
また、総務係の仕事内容の説明を受け、図書の発注・検収を行いました。


午後 OPAC(オンライン蔵書目録)で資料の検索方法を学びました。
図書館内での本の探し方を学んだ後、マリンサイエンスミュージアムや
鯨ギャラリーを見学しました。
≪2日目≫

午前 朝の開館業務の後、カウンターでの業務や書架整理を体験しました。
また、本学の学生アルバイトと一緒に図書装備(本にカバーフィルムをかける作業)に
挑戦しました。その後、グローバルコモンを見学しました。


午後 図書館間相互利用(ILL)の機能について説明を受け、実際に他大学へ
文献複写依頼を行ないました。 また、他大学から依頼のあった文献を複写した後、
梱包して発送しました。
ILLとは、全国の大学図書館間が協力しあい、先生方や学生さんが必要としている
文献を提供する仕事です。
≪3日目≫

午前 学術情報係の仕事内容の説明に続き、図書の登録と雑誌の受入作業を
行いました。
発注し納品された図書は、この登録作業を経て図書館の資料となります。
OPACで検索可能とし、所定の場所に配架することでようやく利用できるように
なります。
続いて、
東京海洋大学学術機関リポジトリOACISの登録の説明を受けました。
機関リポジトリとは、本学の研究・教育成果を登録・発信するシステムです。


午後 海の日記念行事イベントの準備でクイズのパネルを作成しました。
そして、最後に質疑応答を行いました。
3日間おつかれさまでした!
Kさんの感想最初に感じたイメージと違っていた。本の整理や貸出がメインだと思っていたが、
パソコンの作業が多かったり、他の手作業があったりと意外だった。大学同士の
つながりがあまりないと思っていたが、違う県や地方まで繋がりがあることを知った。
他にも、雑誌は1年から半年分で1冊の本にまとめる(製本する)ことや、貸出処理をして
いない本を持ち出したときに入口のブザーが鳴る仕組みなど、初めて知ることが
たくさんあった。
Yさんの感想図書館の仕事は、本の貸出や整理などが全てだと思っていたが、それはほんの一部で
しかないことに驚いた。図書館間相互利用(ILL)では、北海道の大学ともやり取りを
していることに驚いた。また、新しい本を1冊買って、借りられるようにするのにも多くの
人たちが関わっていることを知った。
図書館からのコメント
3日間、とても真面目に取り組んでいただきました。
今回の職場体験を通じて、図書館が様々な種類の仕事によって成り立っていることや、
全国の図書館と協力してサービスを提供していることを実感していただけたかと
思います。
この体験が少しでも参考になれば幸いです。今後のご活躍を期待しております!
続きを隠す<<